2013.05.09
カテゴリ:ひとりごと
花まつり
きのう、5月8日 花まつりでした。
と言っても、
なんのこっちゃ という人が多いのかな。
ご存知の方はちょっとご辛抱を。
まず、花まつりとは
4月8日はお釈迦さまの誕生日とされ、
それを祝して全国の寺院で
行われるおまつりのことです。
一般には4月8日に行いますが、
地方によっては5月8日のところもあります。
私のところではお寺で5月8日に行います。
檀家を代表する役員だけで
極々、おごそかに行いました。
寺の本堂に花御堂(はなみどう)をつくり、
その中に浴仏盆(よくぶつぽん)と
呼ばれる水盤に誕生仏を安置して、
参拝者はその頭上に竹の杓で甘茶をかけるのです。
半裸の仏像は、右手を高く、左手を低くして
天上天下を指した姿をしています。
この花御堂は、
桜、椿、シャクナゲ、つつじ、藤の花、おおてまり
などの花々で美しく葺いた屋根が、
四本の柱で支えられたものです。
(写真参照;今年はあまりパッとしたものが
出来なかったので昨年のものをUPしました)
また、甘茶をかけるのは、
九つの竜が水を吐き、
生まれたばかりの釈迦の体に
注いで産湯としたという伝説に
基づいているそうです。
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