最近の音楽業界のCDの売り方について

Superflyが今年でデビュー6年目。
そして初のベストアルバムが
9月25日にリリースす­ることが発表されました。

superfly

私自身もSuperflyの会員であり
それも今年で2年目になります。

もちろん、これまで4作アルバムを発売し
カバーアルバムを含めると
5作連続のアルバムランキング1位達成!!
女性アーティスト史上4人目の快挙を達成しています。

また、今年の4月には
iTunes配信から前代未聞の、
LIVE-DVDの配信も行われました。

そんな名実ともにトップのアーティストが
自身のベストアルバムを発売するのは
至極、当然といえば当然なのですが
私はどうも納得がいかない部分があり
とても複雑な心境です。

Superflyはとても
ひとつひとつの楽曲に対して
真剣に向き合い、
全て手作り的な曲作りをするアーティストです。

ライブのセットリストを考える時も
今までのヒット曲を入れる事には
とても抵抗感が有ったりするそうです。
そのヒット曲に支えられているアーティストだと
みんなから思われたくないというのが
主たる理由だそうです。

また、前回のアルバム『force』も
最初にアルバム『force』に収録する曲だけで
構成されたライブツアーをアルバムの発売前に
やってみたりしました。(・・・前代未聞)
今までのヒット曲や以前のアルバム収録曲を
完全に封印するなど、
徹底したこだわりを維持してきた
色々な面で別格のアーティストなので
今回のベスト発売決定は
どうも不可解に感じてしまうのです。

Superfly(越智志帆)は
過去の曲を選抜してベストアルバムを
出すような幼稚なアーティストではないのは
ファンならみんな知っています。

おそらく、レーベル側から
タイミング的なものや
収益面的なことなどの面からの
圧力があったとしか思われないのです。

そんな想像をしている時に
こんな動画がありました。
みなさんはこの動画を見てどう思いますか?

そして、Youtubeのページを開いていただき
色々な人が書かれているコメントも
是非、読んでいただきたいです。

そこには今の音楽(CD販売)における
問題提起やリスナーの考え方が書かれてあります。

もちろん、色々な考え方や好みもあるので
一概に正誤の判断はできませんが
改めて今の状況が良くない傾向にあるのは
事実だと思います。


『【Superfly】デビュー6年目の集大成 初のベストアルバム9/25リリース決定!! ・・・ファン歴5年の私は敢えて買わない。せっかくなので最近の音楽業界のCDの売り方について文句を言わせてもらう。 』


特に同じ職業のアーティストさんや
音楽関係者はちょっとした音楽に対する
テーマになると思うのですが・・・。

まわりの環境などに惑わされない
自分の音楽スタイルとは何なのか・・・。
それを見つけ、
それを貫き、
それを達成する姿こそが
ファンを熱くさせるエネルギーとなるのでしょう。






a:6143 t:1 y:0

コメント

  • ベスト、ダメですか?

    こんばんは♪
    ベストの件ですが、そんなに悪いものでもないと思ってます。
    シングルとかで耳なじみのある歌が並んでいるのは聴いていて楽しいですし、よく知らないという人には名刺がわりに聴いてもらうのにはオススメしやすいです。
    それをキッカケにオリジナルアルバムに行く人もいますし。
    うちのお客様でも、普段は買わないアーティストでも「ベスト出たら買う」って人多いですよ^^私自身、ベスト出たら欲しいなというアーティストいますもん。
    ただ、しょっ中ベスト出す人とかはつまらなくなりますが。
    レコード会社からムリヤリ・・・というのもあるかもですが、それはメジャーレーベルにいる限りそういう事もあるだろうなと思います。そういうのが嫌ならインディーズで活動した方がいいかなと思います。嫌な言い方かもですがごめんなさい。
    あと、ライブでヒット曲をはずすなんてしないで欲しいかな。
    そのヒットした歌を聴きたくて初めて行く人もいるんですし。

    でも最近の何パターンも出すCDの売り方は私もちょっと腹立たしいです。
    売る側としても申し訳ない気がしています。


  • Re: ベスト、ダメですか?

    >>1

    コメント、ありがとうございました。

    とても貴重なご意見だと思います。
    また、共感していただいた部分もあったようで
    嬉しいです。


    ファンにはとてもそのアーティストの
    ファンとなる経緯があると思います。

    たとえば私の場合、
    それまでのJ-POPsといえば
    どれも似たようなアーティストばかりで
    ちょっとマンネリ化していた感がありました。
    そこへ出現したのがSuperflyでした。
    Superflyは声&歌い方やメロディやパフォーマンス、
    どれをとっても1970年代のアメリカンポップスを
    醸し出すサウンドに満ちていて
    それに惹かれてファンとなりました。

    だから、アルバム『Force』はその路線からいうと
    少し外れた路線ではあるけれど
    新しい路線や新しいファン層の獲得の上でも
    それはありかなと、そう理解するようにしました。

    その意味でいくと
    ベスト盤の発売も否ではないのですが
    どうもいまいち自分ではファンでありながら
    買おうとは思いません。
    Superflyのファンは結構
    そんな考えの人が多いですよ。
    こんなパターンは今までにないので
    ちょっと理解できない現象だと思いますので、
    ごり押しをするつもりもありません。

    Blog内に紹介した
    Youtube( https://www.youtube.com/watch?v=o1i7lhrwPUg
    の中にコメントとして
    矢沢永吉さんのベスト盤発売について
    書かれたコメントがあります。
    ≪ここから下がコメントです---------≫
    僕は先日発売された矢沢永吉さんのベストアルバムを聴いてビック­リしたんですよ。リマスターされた音のあまりの良さに。。。当然­過去のアルバムは全部もってますから始めは買わなくていいかなっ­て思ってたんですけど、タワレコで視聴してぶっ飛びました(笑)­。ベストアルバムなんですけど、「これはニューアルバムかっ」と­言っていいクオリティだったんですね。ベストアルバムといっても­さまざまあって、ただの寄せ集めのものもあれば、、一つ一つの音­源に時間とお金をかけて徹底的にブラッシュアップしたものもある­んですね。ちょうど私も先ほど矢沢さんのベストアルバムのレビュ­ー動画をアップしたばかりだったのでコメントさせていただきまし­た。。

    レコード会社主体のベスト盤リリースに関してはアンソニーさんと­ほぼ同意見ですよ。
    ≪ここまでがコメントです---------≫

    このコメントにはとても賛同するものがあります。
    つまり新しくリメイクされたものであるとか
    全てアレンジされたものとかを
    再レコーディングされるのであるならOKですね。

    いかにも手抜き的に
    今までのをピックアップして
    音源そのままにただ編集しただけのものなら
    どうも買う気にならないってことですね。

    要するに既にファンの人はあまり興味がなくて
    ファンでない人には”入門編”的なものとして
    いいのかもわかりません。

    そういう私もあまり聞いたことがないけど
    ちょっと聞いてみたい・・・、とか
    今、話題のアーティストさんの曲を
    聴きたいって思った時には
    ベスト盤を借りて聞いていますね。
    でも、そのパターンで本当にファンになったっていうのは
    あまり例がないような気がします。
    その反対にベスト盤から はいらずに
    あえて通常のアルバムから聞き始めて
    それでファンになった、っていう
    パターンのほうが圧倒的に多くて
    いつまでもその人のファンでい続けているようです。
    つまり、ベスト盤でファン層の拡大は
    ありえないのではないでしょうか、
    ”勝負する”なら通常のアルバムではないでしょうか。



認証コード3575

コメントは管理者の承認後に表示されます。