お釈迦さまの涅槃会(ねはんえ)



守護寺で涅槃会(ねはんえ)をお勤めしました。

涅槃会とは、
お釈迦さまの入滅(亡くなられた)された
2月15日に全国に寺院で行われる行事のことです。
「涅槃図」(ねはんず)が掛けられ、
お釈迦さま最後の説法である
「遺教経」(ゆいきょうぎょう)などを
読誦(どくじゅ)し法要が行われます。

当方のお寺でも添付画像のように
「涅槃図」が有るのですが
仏絵師が経典をもとに描かれたもので
全てにわたって神話ならぬ仏話を
再現されたものだそうです。

一言で表現すると
お釈迦様はこの絵のような形で
亡くなれたそうです。

沙羅双樹(さらそうじゅ)の林の中、
草で敷き詰められた金棺の中で
頭北西面(頭は北の方角で顔は西を向いた状態)で
極度の下痢と腹痛に苦しみながら
亡くなられたそうです。

52種類の仏弟子や人、動物、昆虫に至るまでのものが
お釈迦様の周りに集まって
お釈迦様の死を看取って悲しんだそうです。

他にも、この絵に描かれている内容はたくさん有り
まるで昨日の事のように詳細にわたって
現世に伝承されながら残っているのを知ると、
ただ、すごいなあと思うばかりです。

ちなみにこの「涅槃図」は
岡山県の あるお寺の住職さんが書かれたものとか・・・。

涅槃図






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