どうして彼岸と此岸の距離が近づくの?



先日の続きになります。

今日は彼岸明けでした。

私のお友達の方から
先日のブログを読まれて
次のような質問をいただきました。

「お彼岸の時期に
どうして彼岸と此岸の距離が近づくの?」


何とか答えをお伝えしようと思い
ネットで色々と探してみました。

でも、「お!、なるほど」と
いうような答えが
見つからなかったですねえ~(残念!)

みなさんもご存知のようなことばかりでした。

どうも、
その理由としては、
太陽の位置が
関係しているようですね。
(下の画像を参照して下さい。)

もともと、彼岸は
西方浄土と呼ぶことも有り、
阿弥陀仏の極楽浄土は、
西にあるとされていました。
(東が現世の此岸となります)

お彼岸の日は
太陽が真東から出て、
そして真西から沈む日ため、
此岸と彼岸との距離も、
最も近づくと
考えられてきたらしいです。

・・・、こんな感じです。
みなさん、ついて来てますか~(笑)

むずかしいね。www



もっと現実的な答えとしては、こうだと思います。
(私感ですが(^_^;))

人間は ほとんどの人が
春と秋のお彼岸の2回とお盆に
ご先祖様に心を向けます。
その伝統(風習)は親から子供へ
子供から孫へと
代々にわたって伝えられます。

そして、基本的には
親が先に死んでいきます。
ごく稀に反対もありますが・・・。

死んだ親は彼岸に行きます。

その子供は
死んだ親に心を向けて手を合わせるのが、
やっぱり春と秋の彼岸とお盆の3回です。
自分の親が彼岸であるすぐそこまで
帰って来てると感じながら
手を合わせますよねえ~

こうして、彼岸に一番近いのは
春と秋の彼岸・・・、
更に、もうひとつ お盆ではないでしょうか?

つまり、その3回が
現世において、
彼岸と此岸を隔てる心の距離が
もっとも近づく時期…ということですね…

実際に人が手を合わせる時、
その世界の隔たりはなくなり、
重なり合う瞬間がある気がします…

合掌


お彼岸









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