映画「人魚の眠る家」のツボ



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きのう、、、

そう!きのうは
映画「人魚の眠る家」を見てきました。

篠原涼子さん主演の映画で、
篠原涼子さん分する播磨薫子は、
脳死と診断された我が子を
最先端の研究技術の結集で作られた機械で
生かす選択をし、家族や姉妹、
そして社会との乖離の中で”生きるとは何なのか”、、、
考えさせられる映画でした。

詳しくはネタバレになるのでやめておきます。

最近の映画作りの特徴であるのが
”四次元的な映画”ではないでしょうか。

その最たる代表的な映画は
「君の名は。」だと思います。
そう言えば、なるほど!と、
うなづく方は映画通の方かも。

かんたんに言うと
現在のシーンと過去のシーンとを
上手く融合&クロスさせる脚本づくり!
と言えばいいのでしょうか。。。

また、私がこの前観た
「旅猫リポート」という映画も
実はこの手法を使っていると思います。
また、この「人魚の眠る家」も同様です。

冒頭のシーンで、
とあるひとりの少年が友達と一緒に遊びながら
道路を歩いていたら野球ボールが
思わぬ方向に飛んで行ってしまったのです。
可愛い猫ちゃんも高いところから子供たちを見守ります。
するとある大きな豪邸に入り込んでしまったのが分かり、
その少年は豪邸の中にボールを取りに入るのです・・・・。

実はこのシーン自体もクライマックスには
とても重要な意味を持つようになります。
どう表現しましょう???・・・
そう!「アハ体験!!」をすることになるでしょう!

その「アハ体験!!」は
いくつか映画の中に散りばめられています。

もうひとつだけ、その「アハ体験!!」のヒントを。。。

これも冒頭のシーンですが
瑞穂ちゃん、、、後に不意の事故により脳死となりますが
冒頭のシーンではまだ元気で普通の女の子の時のシーンです。
瑞穂ちゃんにとっては、
いとこにあたる女の子と〇〇〇に遊びに行く直前に
自宅で一緒にじゃれ合いながら、
お話をしながら出掛けようとしていました。
どちらかの女の子が自分でビーズを使って
小さな指輪を作ったのをもう一人の女の子に見せながら
「これ、良かったらあげるよ~」と言いながら
プレゼントをするのです。
もらった女の子はとても喜んでします。。。。。。
一方では、それと同時に
播磨薫子と薫子の妹...つまり先程の女の子のお母さん...
お母さん同士で”大人の会話”をしています。。。。
その子供同士と大人たちの様子は
同時に同じフレームの中におさめるように撮影されていて、
その手法がかえって、
子供たちのやり取りを”ぼかす”ような効果が生まれています。
その子供たちのやり取りこそがクライマックスの”キーワード”になっています。

それが「アハ体験!!」となり
大きな感動を呼ぶと同時に
涙を誘うのでした。。。。

もうこれ以上は
やめておきますね!!



また、この映画の主題歌でもある
絢香さんの「♪あいことば」も、
とても良い歌です。
私も来年2月24日(日)に絢香さんのライブに行くので
この「♪あいことば」を楽しみにしています。



この下のレコーディング風景&映画予告を
今、観ても泣きそうになります。。。
!!!
この動画の最後、「ありがとう!お母さん!!」と
瑞穂ちゃんがお母さんに振り絞るような声で言ってます。
この意味が、今、やっとわかりました。。。






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