2015.11.26
カテゴリ：ブログ
バイト君たちとお別れ
今年も、きのうで銀杏の収穫作業が終了！
お世話になったバイト君たちとも今日でお別れ....。
駅まで送迎する前に
自宅前で記念写真・・・。
今年は過去最高の収穫量900Kgでした。
銀杏の収穫作業と言っても
とてもたくさんの工程があります。
１、先に木から落ちている銀杏を拾う
２、シートを広げ木を揺らし落とす
３、実を集める（葉っぱも一緒に入っても可、手早く集める）
４、コンテナに入れる（コンテナにはビニール袋を入れておく）
５、コンテナをトップカー（エンジン付き運搬作業車）に積む
６、自宅まで運転する
７、唐箕（トーミ）にかけて葉っぱを取り除く
８、ビニール袋に入った状態で封印、積み重ねる
９、3～５日後に外側の果肉を取り除く専門の機械にかける
10、塩水処理で実の入っていない未成熟なものを取り除く
11、割れたものや変色、異形など不良品の検査、除去
12、高圧洗浄機できれいに洗浄仕上げ
13、乾燥機用のパレットに広げ、乾燥機に収納
14、乾燥（熱乾燥38℃-５時間 ⇒ 送風乾燥2時間）
15、パレットからコンテナにまとめる
16、選別機にかけてサイズ（L、２L、３L)に選別
17、変色、傷、異形など不良品検査
18、小袋に500ｇ計量して入れる（不良品検査）
19、サイズラベルを小袋に貼付け
20、段ボール箱に10袋入れる
21、段ボール箱に生産者番号、等級のスタンプ押印
まあ、ざっとこんな感じです。
多すぎる、長～い！（笑）
仕事以外に、地域の事や
お寺の事などをやっていると
銀杏の収穫には手が回らないので
バイト君２人来てもらって
作業して頂きました。
ひとりは山口県（33歳）、
もうひとりは長野県（34歳）。
先月の末から約１ヶ月間、
完全住込みでした。
うちの奥さんにとっては
いつもは３人分....、
食事が2名分増えて
５人分の食事を作るのは
並大抵のことではできないので
大変だったことと思います。
２人を送って戻って来た今は、
かなり脱力感でいっぱいです・・・。
私たち、毎日が忙しすぎて
バイト君たちにどれくらい
自分たちのことや
この高梁市のことが伝わったのか
今となっては、
いろんな後悔や不足なことも
頭の中を駆け巡っていますが、
私も無理をせずに
ありのままの自分を
表現したつもりでいます。
いつまでもバイト君ではなく、
自立して将来を見据えた人生を歩んで欲しいと
私の所感（贈ることば）も伝えてあげました。
どれだけ、伝わって
感じてくれたかはわかりませんが、
この１ヶ月間のことが無駄にならないように
これからの人生をおくって欲しいと
願わずにはいられません。
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